ロボット教室の口コミや比較

ロッボクラブとアーテック自考力キッズおススメはどっち?5項目で徹底比較

「ロッボクラブとアーテック自考力キッズのどっちがいいの?どこが違うの?」
「ロボット教室でプログラミングを学ぶって、正直よく分からないから、教室の選び方に困る・・・」
「コスパも良くて、内容的にも子どもに一番合っているロボット教室に通わせたい!」

と、お悩みの親御さんも多いかと思います。

プログラミング学習については、2020年から小学校で必修科目になったこともあって、学ぶことの重要性を強く感じている方も多いと思います。

ただし、具体的にロボット教室でどんな感じでプログラミングが学べるのか、いまいちイメージできない方も多いのではないでしょうか。

そんな状況の中で、どこのロボット教室を選べばいいのかなんて、判断基準が分からなくてなかなか難しいかと思います。

そこで今回は、ロボット教室選びに失敗しないために、子供向けのプログラミングが学べるロボット教室の学習内容・コスパ・対象年齢などを細かく比較してまとめました。

今回はその中でも、特に注目されている教室「ロッボクラブ」と「アーテック自考力キッズ」の2つに絞って、分かりやすく5項目で比較しています。

それぞれ内容や特徴が違いますので、ぜひ最後まで読んで子どもにピッタリのロボット教室を見つけてくださいね。

この記事を読めば、「ロッボクラブ」と「アーテック自考力キッズ」のどっちがおススメなのかが分かります!

ロッボクラブとアーテック自考力キッズはどっちがおすすめ?5つの項目で比較!

それでは、子ども向け向けのロボット教室「ロッボクラブ」と「アーテック自考力キッズ」について、各5項目で徹底的に比較します。

1、学習内容・特徴で比較!

ロッボクラブは英語に強み、自考力キッズは2年通うことが前提!

子どもにネイティブの英語に耳を慣れさせたい、または別でインターナショナルスクールに通わせている人はロッボクラブをおススメします。

体系的に順序だてて学ばせたい人や、スクールに途中から入っていけるか不安がある人はアーテック自考力キッズをおススメします。

特に、ロッボクラブはプログラミングを中心にロボットを作りますが、アーテック自考力キッズではパズルを組み立てる授業を単独で設けている点が大きく違います。

※ロッボクラブの英語は、ネイティブな外国人講師が講師となります。文法などの英語の授業を別で設けている訳ではなく、プログラミングやロボットを学ぶ際のコミュニケーションを英語で行うイメージです。プログラミング言語には英語が使用されるので、それなら併行して英語にも慣れちゃおうという学習方針です。

ロッボクラブ

学習内容 プログラミング、英語、3Dモデリング、電子回路設計、ロボット工学、アプリ開発
コース・カリキュラム 月2回コース、月4回コース
※年齢によって受講内容が変わります。

6~7歳
タイピングができなくても大丈夫。矢印でできるプログラミング教材で考え方を学んでいきます。

・プログラミングを動かす
・ロボットを動かす
・人型ロボットを動かす
・3Dペンで立体デザイン
・3Dプリンターで出力

8~10歳、11~14歳

8~10歳用と11~14歳用はプログラムの流れは一緒です。
ただし、11~14歳用のカリキュラムは練習問題などが難しくなり、より深い学びを得られるようになっています。

・ロボットを動かす
・アプリを作る
・センサー付きロボットを動かす
・IoTの世界:スマートハウスを作る
・マインクラフトでも学ぶ
・電子回路設計、回路図の制作
・3Dモデリングでイメージを形に

一つのコースで学習内容全てを網羅的に学べます。

上記内容の授業を外国人講師が英語でコミュニケーションをとりながら行うので、英語も身につきます。

プログラミング言語は英語を使用するので、流れの中で自然に英語も学べるという仕組みです。(本格的な文法や英単語の授業などはありません)

また、プログラミングに関わる算数(数式)やパソコンの操作スキルも併行して学べます。

アーテック自考力キッズ

学習内容 パズル、ロボット、プログラミング
※具体的な内容は下記をご覧ください
コース・カリキュラム 2年間の受講を前提としたカリキュラム
※具体的な内容は下記をご覧ください

パズル
ブロックや歯車を使って12種類の図形パズルやゲームに挑戦します。
かたちあわせパズルや立体パズルなど、ルールは簡単だけどなかなか解けない問題にブロックを使って取り組むことで、図形や立体をイメージする力をトレーニングします。

第1回 バランスゲーム
第2回 かたちあわせパズル
第5回 はぐるまの回転
第6回 りったいパズル
第7回 フレームパズル
第12回 ロックパズル

全12回を2年間で実施します。

ロボット
モーターやギヤを使って24種類の仕組みを利用したロボットを組み立てます。
ブロックだけでなく、モーターやギヤなどを組み合わせることでさまざまなロボットの動きや仕組みを学び、自分だけのオリジナルロボット作成を行います。

第1回 車を走らせよう
第6回 飛行機発射ゲームをしよう
第11回 デコボコ道を走らせよう
第14回 二足歩行ロボット
第19回 モノレールロボット
第23回 お掃除ロボット

全24回を2年間で実施します。

プログラミング
センサーやLED を使った13種類のロボットをプログラミングで制御します。
初めてパソコンに触れるお子様にもわかりやすいプログラミング学習ソフトを使い、自動車を走らせたりLEDを光らせるプログラムを基礎から学びます。

第1回 プログラミングで車を動かそう
第2・3回 自動運転車をプログラミングしよう
第6・7回 オリジナルコースを走らせよう
第12・13回 ロボットを迷路から救い出そう
第16・17回 センサーで車を操縦しよう
第20回 手を触れずに操縦しよう

全24回を2年間で実施します。

※パズル、ロボット、プログラミング、それぞれを1回の授業の中で時間を区切って併行して学んでいきます。

2年間、順に学習内容が進んでいくイメージです。

特にパズル、ロボット、プログラミングの3つをを併行して学べるのは、他のロボット教室を含めてもアーテック自考力キッズのみです。

また、毎回のテーマが明確なので、子どもにも親御さんにも分かりやすくて安心できるという利点もあります。

2、料金、コスパ、教材費で比較!

まずは3か月~半年くらい通させて、子どもが興味を持つかどうかで判断したい方はロッボクラブがおススメです。

2年間通った場合のトータルの金額ではアーテック自考力キッズの方が安いので、2年間通うことを前提に考えている方はアーテック自考力キッズがおススメです。

ただし、1回の授業の時間に違いがあり、ロッボクラブでは90分、アーテック自考力キッズは基本的に60分です。さらには、1カ月間の受講回数も、ロッボクラブでは月2回か4回、アーテック自考力キッズでは基本的に3回との違いもあります。

以下で詳しく解説します。

ロッボクラブ

入会時に発生する費用
11,000円(税込み)

授業料(毎月の費用)
授業料13,800円~23,000円(税込み)

※1回90分で、月2回コースと月4回コースがあります。

詳細

入会時に発生する費用内訳
入会金11,000円(税込み)各教室一律

授業料(毎月の費用)
13,800円~23,000円(税込み)
※各教室、月の回数によって変動します。

教材費
なし(授業料に含まれます)各教室一律

その他費用
なし(キット購入などの費用も無し)各教室一律

アーテック自考力キッズ

入会時に発生する費用
38,000円~45,000円(税込み)

授業料(毎月の費用)
約6,000円~約12,000円(税込み)

※基本的に1回60分の月3回コースが主流

詳細

入会時に発生する費用の内訳
入会金 約5,000円~約12,000円(税込み)各教室で異なる
教材費 33,000円(税込み)各教室で一律

授業料(毎月の費用)
6,000円~約12,000円(税込み)各教室で異なる

その他費用
なし(キット購入などの費用も無し)各教室一律

アーテック自考力キッズの料金は、全国各地の教室によって、入会金・授業料・1回の時間・月の回数が異なります。詳細は公式HPより近隣の教室を探して確認してください。
アーテック自考力キッズ公式HPはこちらから↓
https://www.artec-kk.co.jp/school/jkids/

3、対象年齢で比較!

子どもに本格的にプログラミングを学ばせたいならロッボクラブがおススメです。

まずは子どもに楽しみながらプログラミングの基礎に触れさせたいならアーテック自考力キッズがおススメです。

ロッボクラブ

小学1年生から中学3年生までです。

アーテック自考力キッズ

年長から小学3年生までです。

どちらもあくまでも推奨年齢なので、通える年齢は融通が利く場合もありますので、各教室に相談してください。

※「アーテック自考力キッズ」は小学3年生までですが、同じ会社で小学4年生以上対象の「エジソンアカデミー」というスクールが別であります。「エジソンアカデミー」では、ロボットやプログラミングに関して更に応用的な学習内容となります。

4、全国の教室数、オンライン授業の有無で比較!

渋谷、経堂、山口周南、甲子園、岡山中央教室に通えるお住まいの方、またはオンラインでの授業を希望される方はロッボクラブがおススメです。

オンラインでの授業はありませんが、全国各地に多くの教室があるので、規模が大きいので安心できる教室を希望の方、通いで入学希望の方はアーテック自考力キッズがおススメです。

ロッボクラブ

渋谷、経堂、山口周南、甲子園、岡山中央教室、オンライン

アーテック自考力キッズ

全国各地540か所以上、オンライン不可

※青森県、秋田県、岩手県、石川県、島根県には現時点で教室はありません。詳しくは公式HPから教室検索できます。https://www.artec-kk.co.jp/school/jkids/

5、使うロボットやプログラミング言語の種類で比較!

ロッボクラブ

プログラミング
Robbo Scratch(Scratchというプログラミング教材を基にしたもの)を使用してロボットを動かします。
また、App Inventor、Unity、Pythonを使用しゲームも作れるようになります。

アーテック自考力キッズ

パズル・ロボット
アーテックブロックを使用します。

全ての面に穴が開いており、たて・よこ・ななめ、全方向に連結が可能なブロックです。子どもたちの想像力を引き出すために徹底的に工夫されたブロックです。

※アーテックブロックとは、学校教材・教育玩具を製造・販売を行っている優良老舗メーカーでもある株式会社アーテックが製作し、国内外の有名玩具賞を多数受賞している世界中から注目を集めているブロックです。

プログラミング
Studino(スタディーノ)を使用したアイコンプログラミングを使用します。

プログラムの部品のアイコンをドラック&ドロップして組み合わせるだけで、簡単にロボット制御システムが作成できるソフトです。

結論!ロッボクラブとアーテック自考力キッズはそれぞれどちらがおススメか?

5項目で比較してきましたが、改めてそれぞれの特徴や違いを考慮したうえで、内容をまとめます。

ロッボクラブがおすすめな方はこんな人!

・子どもに日常会話やコミュニケーションを取れるくらいの英語も一緒に学ばせたい人

・まずは3か月や半年くらいなど通ってみてから継続するか判断したい人

・実社会でエンジニアも使用している実践的なプログラミング言語である「Python」を、小学生のうちから学ばせたい人

・ロボット製作から始まり、最終的にはアプリ開発までの実践的な内容を学ばせたい人

・オンラインで受講希望の人

アーテック自考力キッズがおすすめな方はこんな人!

・年長から、または小学1年生から2年間通うことを前提に考えている人

・子どもの好奇心を重視し、楽しみながら順序良く体系的に学ばせたい人

・プログラミングの授業だけではなく、パズルの授業を通じて子どもに図形空間能力や創造力もしっかりと身につけさせたいと考えている人

・実際に通って受講したい人(オンライン授業はありません)

子どもにロボット教室をおススメする理由!

こちらの記事をご覧の皆さまは、小さい頃からプログラミングを学ぶことの重要性は当然感じていると思います。

近年の社会のテクノロジーの進化に伴い、ビジネスにおいてもプログラミングの能力が重要になっているのも事実ですよね。

そこで、以下で改めて子どもにとってのロボット教室の魅力を簡単にまとめました。

プログラミングとロボットの関係とは?

ロボット製作というと工作をイメージしがちですが、”動かせるロボット”を作るためにはプログラミングが必要になります。

そもそもプログラミングとは、コンピューターにこちらが意図した動作を行わせるために、プログラムを作成し与えることです。また、意図した動作がされない場合に修正していく作業のことも含みます。

ロボット教室なら、まさにそれをロボットという物体で実現させることが出来るということです。

つまり、ロボット製作がプログラミングの本質をしっかりと捉えているということですね。

子どもの好奇心を活かしながら学べる!

プログラミングで何が出来るのか。

例えばプロのプログラマーから言わせると、「プログラミングで出来ないことはない」と言い切れるほど様々なシステムを構築できます。

ただし、システムの構築と言われても具現化したものではないので、なかなか見えにくいですし、抽象的な概念のように捉えがちですよね。

だからこそ、目に見えて分かりやすく、実際のロボットを手に取って実感しながらプログラミングを学べるのがロボット教室の最大の魅力なのです。

動作の修正をする場合も、ロボットなら分かりやすいですし、何より達成感もあり楽しいですよね。

つまり好奇心を活かしながら学べるので、ものすごいスピードで身につきますし、子ども自らの意思で学ぼうとする姿勢も、間違いなく将来役に立つ力が育ちます。

【まとめ】まずは体験会に参加してみよう!

以上、今回はロッボクラブとアーテック自考力キッズの比較記事についてまとめました。

今回調査した結果、ロッボクラブとアーテック自考力キッズそれぞれに特徴があり、多くの違いがあることが分かりました。

特に、対象年齢の違いや、オンライン授業の有無、教室の場所など、そもそも当てはまらなければ通えない条件にもなるので、そこは要チェックです。

また、アーテック自考力キッズは各教室によって料金や授業時間などが大きく変わってきますので、公式HPからお近くの教室を検索してみてください。

個人的な見解としては、学習内容に関して言えば、子どもにより広く深く学ばせたいならロッボクラブ、飽きずに楽しみながら基礎を学ばせたいならアーテック自考力キッズかなと思います。

とは言え、実際の雰囲気とか講師陣の教え方なども重要なので、まずは実際に体験してみることをおススメします!

どちらの教室も体験会を実施しているので、ぜひチェックしてみて下さい!